「進路希望調査より」」
12月の末に、中3受験生の進路希望調査が愛知県から発表されました。弊塾でよく進路指導で出てくる学校をピックアップしてみましたが、大まかなトレンドは昨年から変わっていないと思います。
たまに、保護者の方から「この発表のデータはどこを見たら良いですか?」と聞かれることもありますが、身も蓋もないことを言ってしまうと「受験校がしっかり決まってるのであれば何も見なくて大丈夫!」です。(笑)
倍率とかを気にするよりは、合格に向かって勉強した方が有意義です。
とはいえ塾目線で言えば、学校ごとで第一希望と第二希望の割合はチェックしています。例えば、江南高校は第一希望者の割合がとても高いです。トータルの倍率では1.54倍と他の高校と比べて低く見えますが、第二希望の割合が低いと受験者の母数はあまり減りません。
一方で、小牧高校は第二希望の割合の方が高くなっています。このようなご家庭は「(第一希望の学校)&小牧高校」と書いてるため、第一希望の学校に受かってしまえばそちらに進学することになります。
そのため、第二希望としては480人が小牧高校の名前を書いていますが、蓋を開けてみたら第一希望の学校に300人ぐらい合格して、実際の人数としては180人ぐらいだった…みたいなことがよく起こります。
そのような状況も起こるので、見かけの倍率に一喜一憂せず受験までの勉強を頑張ってほしいですね。